(更新:2018/4/24)
HOYA社製Voice TextのVoiceText Web APIを使って
ラズベリーパイ3(Raspbian Jessie)を喋らせる方法をまとめました。
かなり簡単です。感謝。テレビ東京系列のモヤモヤさまぁ~ず2でお馴染みのナレーションを喋らせることもできますよ!
目次
前置き
既に
- Raspberry pi 3の購入
- OSのインストール
- aplayで音声を鳴らす
- インターネットに接続する
用意が出来ているものとします。
API無料利用登録
まずは下記URLから無料利用登録を行います。
cloud.voicetext.jp
VoiceText Web API
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Webに声を、感情を。高品質な音声合成VoiceTextが、簡単に使えるWeb APIに。
名前、メールアドレス、企業名/部署名、利用目的を入力します。
正直に答えてください。
すぐにAPIキーがメールで送られてきます。これをあとで利用します。
curlをインストール
既にインストール済みなら飛ばしてください。
以下を実行します。
sudo apt-get install curl
喋らす
YOUR_API_KEYを自分のAPIキーに置き換えて以下を実行します。
コロン(:)は消さないでくださいね。
すると喋ります!いろいろ変えたい場合はAPIマニュアルを参照してください。
curl "https://api.voicetext.jp/v1/tts" \ -u "YOUR_API_KEY:" \ -d "text=おはようございます" \ -d "speaker=hikari" | aplay -q -
最後のパラメータspeaker(話者)を切り替えることによって声を変えられます。
- show(男性)
- haruka(女性)
- hikari(女性)
- takeru(男性)
- santa(サンタ)
- bear(凶暴なクマ)
show君がモヤさまのナレーターです。こんな感じ
curl "https://api.voicetext.jp/v1/tts" \ -u "YOUR_API_KEY:" \ -d "text=これはなんなんスかね。" \ -d "speaker=show" | aplay -q -
楽しい…。
シェルファイルを作ってコマンドから簡単に喋らせるのも良いですね。
cd ~ nano voicetext.sh
voicetext.sh
#!/bin/bash
curl "https://api.voicetext.jp/v1/tts" \
-u "YOUR_API_KEY:" \
-d "text=$1" \
-d "speaker=show" | aplay -q -
./voicetext.sh "これはなんなんスかね。"
以上です。